1、遅刻!
「だぁ! お前のせいで時間がやばいじゃねぇかよっ!」
「うっさいわね! そういうあんただって、忘れ物取りに行ったりしてたじゃないの!」
「そういうこと言うんだったら、先に行ってりゃいいだろ!」
「なによそれ! 人がせっかく待ってあげたのにそんな事言うの!?」
「誰も頼んでないだろうが!」
お互い言い合いながらも、どこか楽しそうな二人。
「青島も桐嶋も良くやるよな」
「まったくよね」
「……ふと思ったんだが、アレが所謂ツンデレってやつか?」
「さあ? 単に素直じゃないだけじゃないかしら?」
「ああ」
何が書きたかったんだか。
2、授業中にこっそり
「……だから、このαにこの解を代入し……」
声を潜めて会話する青島と桐嶋。
「ちょっと、あんた何してんのよ」
「何って、内職だよ」
「そんなことしてて大丈夫なの? あんた、成績そんなに良くないのに」
「大丈夫だ。そこらへんの対策はばっちりだ」
「そういうことじゃなくて、小笠原先生って内職して……」
「何、我に秘策有りだ」
「ほう、秘策があるのか」
「おう、どんなのかは言え……」
「青島、秘策があるなら黒板に書いてある問題が解けるな?」
「いえいえ、そんな秘策なんてあるわけ無いじゃないですか〜」
「いやいや、内職してるのは授業が簡単だって意思表示なんだろ?」
だったら解けるよな? と怖い笑顔を浮かべる小笠原。
「あいつも馬鹿だよな」
「そうね。小笠原先生、内職してる生徒には厳しいことで有名なのに」
「あと、桐嶋さんは懸命だよね」
「ええ、先生が近づいてきたに気づいて、会話をやめていたみたいね」
「……ところで、園村は内職してるの?」
「内職といえば内職だけど、数学よ」
「大丈夫なの?」
「小笠原先生、数学の内職だけは許してくれるのよ」
「寛容だね。じゃあ、俺も数学の問題でもやるか」
「あら、授業まじめに受けなくていいの?」
「大丈夫さ」
「ふうん」
二つのこっそり?(疑問形は違うだろ)
それと、園村さんがいますが、女神異聞録は関係有りませんから。
3、掃除
「園村、こっち終わったから手伝おうか?」
「いいの、藤堂君?」
「効率が良いのは良い事だからね」
「それだけ?」
「いいや、園村の手伝いならいつでも喜んでやるよ」
「……ありがとう。じゃあ、窓の上のほうを拭くのをお願いして良いかしら」
「ああ」
「あの2人、表情があんまり変わらずにああいう会話するってすごいわよね」
「かもな」
「……無気力ね」
「だりぃ」
「そんなこと言ってないで、さっさと働く。じゃないと、早く帰れないでしょ」
「へぇへぇ」
「まったく」
お題通りになってない気がする。
それと、藤堂君がいますが、女神異b(ry
ちなみに、藤堂君と園村さんはお互いの表情は分かります。
4、実験
5、廊下
6、休み時間
7、居眠り
「んっ……」
ふぁ、とあくびをする園村。
「居眠りするなんて珍しいね」
「そうかしら? でも、数学で居眠りするのは初めてね」
「へぇ、そうなんだ。で、どうしたの園村?」
「深夜番組で珍しく面白いのがやってたから思わず見ちゃったの」
「ふうん。どんな番組?」
「それはいいけど、あんまり話してると先生に怒られるわよ」
「それは大丈夫」
「どうして?」
「あっち」
そう言って、僕はある生徒の席を指差す。
「こぅらっ! 青島、俺の授業でいびきかいて居眠りするたぁ、いい根性だ」
「い、いや、先生落ち着いてくださいよ。ほら、授業進めないと」
「いやいや、大丈夫だ。このクラスは他よりも進みが速いからな、1時間くらいつぶれても問題は無い」
「で、でも」
「デモもストもない! この前は内職までしてたんだからな。さあ、貴様には今から書く問題を解いてもらうからな!」
「そ、そんな!」
先生は青島の発言を爽快に無視すると、生徒全員(-1)に向かって告げた。
「そうそう、他の奴らは騒がしくしなきゃ何やっててもいいからなー」
「ね?」
「確かにこれなら問題ないわね」
「それに園村が寝てても、疲れてるんだろう寝かせておいてやれ、とか言うさ」
「そうかしら?」
「そうさ。何しろ、さっきそう言ってたんだからさ」
できるだけ一人称のつもりで書いてみた。
失敗した気がする。
8、得意科目
9、校則
10、先生
11、放課後の部活動
12、居残り補習
13、表彰式
14、通信簿
15、卒業
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